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4月 21st, 2017 豊橋・ファシリテーター養成講座2016前期 はコメントを受け付けていません。

豊橋・ファシリテーター養成講座2016前期

8/6(土)
この日は「ドラトラ」というPETA(フィリピン教育演劇協会)の手法を試しました。

ドラトラについてはこちらをご覧下さい

なぜドラトラをやろうかと考えたかというと、私の考えるワークショップの構造を、一番分かりやすく説明できると思うからです。
ワークショップは、ともすると「合意形成をする場」と考えられがちです。もっと言うと、ファシリテーターが「会議を円滑に進めていく役割」「議題について合意形成をスムーズに行うための人」みたいなことと捉えられています。言葉というのは変わっていくものなので「間違っている」とか「そんなのファシリテーターではない」ということを言うつもりはありません。しかし私が考えるものとは少しズレています。

ワークショップは、様々な考えがある場で、様々な考え・意見を表明することを拒むような場であってはならない、と思います。言い方を変えると、様々な意見を、誰もが、妨げられることなく(それは大きな声であったり、圧力であったり、雰囲気であったりします)、意見を言うことに関しては安全で平等である場だと考えます。
逆位言えば、言いたくない人は言わなくても良いということでもあります。

グループや集団で意見をまとめていこうとすると、どうしても「まとめ」て言ってしまいます。しかし、先ほども言ったように、私は演劇をつくっているので、一つの演劇(作品)にする時はある「まとめ」が必要であるけれど、そこに現れる考え・意見・思想は「まとまっている」必要はないと考えます。色々な意見や考えをどうやって一つの演劇にのせていくか、ということを考えるべきだとおもうのです。そしてファシリテーターとはそういったワークショップの場をつくることをするのが役割です。スムーズに短時間に合意形成を行えるようにすることが役割ではありません。

それが分かりやすく(目に見える形で)、作業しながら実感できるのがドラトラなのではないかと私は考えました。なので、この日はドラトラを行いました。

ということを、実はここにも書いてあります。そしてその後に「こんな話を、私はしたと思うのですが、もしかしたら受講者のみなさんには伝わってなかったかもしれません…。」と書いたのですが、これは2014年、つまり1年目の話です。
2016年、3年目ともなると、このことがちゃんと伝わっているように感じました。これは受講生の「ファシリテーター」についての理解が進んだことや、前向きに捉えようとする姿勢、私たちが3年目なので伝え方が良くなってきた、などいろいろ要素があるとは思いますが、それでも、しっかりと受け止められているように感じ、私としても嬉しかったです。

 

8/7(日)
前日に講座を主に私が進めていったので、この日は青山さんに、全然別なアプローチで講座を進めてもらいました。7日目に「ワークショップ縁日」という子ども対象のワークショップを進行してもらうために、受講生たちの引き出しを増やすというよりも、「ワークショップはこれ」というような固定観念から外すために、様々なアプローチでワークショップを進めることをしてみたかったのです。

実際に青山さんにやってもらったのは、段ボールをつかった「遊び」です。
子どもに限らず、大人でも、大きいものを作るのは楽しいものです。例えば段ボールハウスとか。形は基本的には直方体なのに、組み合わせることで、自分たちだけのものを作りだすことができます。つくっていくうちにドンドンアイディアも出てきます。
段ボールも身体も同じですが、シンプルなものをつかうことによって、創造力(想像力)が増すと私は感じます。これはワークショップで行うゲームにも通ずるものですが、ルールは難しくない方が良い、シンプルなものの方が面白い!というように、私は思っています。

そして、後半はいよいよ自分たちでワークショップの時にやるゲームなどを考えます。ですが、まずは知っているゲームで良いので、他の受講生たちに進行(説明)してもらうところから始めました。「ゲームを知っている、ゲームをやったことがある」ということと「ゲームを説明できる、ゲームを進行できる」ということは、実は全く別なことです。以前誰かが遣っていた場所に参加していたから自分でも進行できる、と思っているとまったくできなかったりします。このことを試せるのも、この養成講座の良いところだと思います。

受講生たちがやったゲームは
・円になって真ん中に一人いる。周りの人は爆弾を回すが、真ん中で目をつぶっている人が「ドカーン」と言ったら、その時持っていた人と交代
・だるまさんがころんだ
・連想ゲーム
・並び替えのゲーム
などでした。

知ってるゲームだからこそ「その説明じゃ分からない!」と突っ込みがたくさん入っていて、そのことも面白い場だなぁと感じました。

 

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