かお発見の演劇

2016年夏、小学生低学年対象に世田谷パブリックシアターでワークショップを行いました。いろんな顔に見えるものを見つけて、その見つけた顔の主たちが何をするかというのを想像して演劇にしよう!というものです。募集のチラシには「車や家がかおに見えたことない? いろんなかおをさがしに行って、かおの主たちのえんげきをつくっちゃおう!」と書いてある様に、私はいろんな物が顔に見えて楽しいなぁ、って思っていたので「じゃあ、それを演劇にしよう!」ってコンセプトで始まりました。ところが…

このワークショップが行われたのは7/29(金)〜31(日)ですので、「どんなワークショップをやろうか?」と考え始めたのはおそらく4月ごろ、段々具体化していって、6月ごろには「これでいこう!」となったわけですが、その後7月に入り例の「ポケ○ンG○」がリリース(日本正式リリースは7/22)され、「ん?かお発見って、ポケ○ンG○みたいだなぁ」ってなり、なんというかポケ○ンG○のことなんか何にも意識してなかったのに、真似した!みたいな感じになってしまいました(楽しかったから良いのですが)。

ちなみに写真は、バケツはカエルに見えた(2012年3月)のと、木目は顔(2014年8月)ものです。昔から良く見えてた(?)のですけど、写真が手軽に撮れるようになって、より残るようになった感じです。

とまあ、こんな感じで募集を始めたのですが、なんと20名募集のところに45名の応募がありました。嬉しい悲鳴、などと言っている場合ではないんです。
結局は抽選で25名まで受け入れることになったのですが、いつもジレンマを感じます。

どんなワークショップでも、大人でも子どもでも、参加したいと言う人はなるべく参加してもらいたいと私は思っています。抽選をしておいて言うのもなんですが、申し込んでくれた方で参加できるかできないかは、本当に「運」でしかないのです。そこに何の違いもありません。理由がなく参加の可否が決まっているようなものです。
とは言え、活動場所の広さの問題もありますし、人数が増えれば増えるほどワークショップをゆっくり丁寧に進行していけないと言うのも事実です。

多くの人に参加して欲しい、でも全てを受け入れるとやろうとしていることができない…

このジレンマを私たちはずっと感じています。そして今のところそれを解消する手だてを持っていません。いろんなところでたくさん演劇づくりやワークショップが行われるようになれば、少しは変わってくるかもしれませんが…。

では具体的に何をしてきたかを書いていきたいと思います。

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こーたの書き物

昨年、穂の国とよはし芸術劇場PLATの機関誌PLAT NEWSに、豊橋市でのアウトリーチ(学校で授業中に演劇活動を行うこと)について、少しだけ文章を書きました。PLATや豊橋では手に入れやすいと思うのですが「他の地域の方は見る機会がないなぁ」と思っていたら、劇場HPからダウンロードできるようになっておりました。

ついでに、というのも何ですが、世田谷パブリックシアターの小冊子SPT educationalも全てがダウンロードできるようになっていました。
Carro Mugという冊子にも何度か書いたり登場しています。
せっかくなので(自分のためにも)まとめてリンクしておこうと思います。

穂の国とよはし芸術劇場PLAT PLAT NEWS(私はvol.23に書いています)

世田谷パブリックシアター Carro Mug(私はvol.1・vol.5・vol.7に書いたり登場したりしています)
世田谷パブリックシアター SPT educational(私は01・03・04・05・06に書いています)

興味のある方は、ぜひご覧下さい。

メロンパンの演劇

今年の初め「ごちゃまぜワークショップ」と題し、2日間で小学生から20歳までの子ども(未成年?)対象のワークショップを世田谷パブリックシアターで行いました。
20名ほどの参加者と共にワークショップはじめでした。

1日目にメロンパンを作り、2日目にその経験をもとに演劇を作りました。

1/6(金)
1年生から大学生まで数多くいるので、まずは挨拶をしたり、名前を覚えるゲームなどをしました。
今日初めて会った人もたくさんいるし、ワークショップ自体が初めての人もいるし、進行役としてもドキドキしている時間です。

演劇をつくるときは「ごちゃまぜワークショップ」なので、いろんな学年の人とグループを組むと良いと思ったのですが、メロンパンを作る時は、あえて
・低学年チーム
・中学年チーム
・高学年チーム
・中学生以上チーム
と分けることにしました。最初からごちゃまぜにしておくと、お兄さんお姉さんになってしまって、中学生ならではのアイディアなどが出にくいのではないかと考えたからです。

お兄さんお姉さんになることが悪いわけではないのですが、1年生だって「手伝ってもらう」「やってもらう」だけではなく、自分たちで失敗しつつも最初から最後までやれる経験をして欲しいと思ったからです。

ちょっとだけ自己紹介をしたり名前を覚えるゲームをしたりして、すぐにメロンパンを作る作業に進みました。
いつものワークショップだと、仲良くなるためにいろんなゲームをやるのですが、メロンパンを作る過程が仲良くなる過程でもあるので、すぐにメロンパンづくりに取り掛かりました。

今回はメロンパンを作ることだけでなく、演劇をつくることも同じくらい大切な目標なので、メロンパン作りに多くの時間は割けません。なので、いわゆる「寝かす」という工程が少ない方法で作りました。
もしこのブログを読んでやりたい方がいらっしゃったら、ご自身がやりやすいレシピを見つけて作ると良いと思います。
ちなみに私たちは、インターネット等からいくつかのレシピを引っ張り出して、組み合わせて作りました。

あ、念のために言い訳しておきますと、事前にスタッフだけで試作をしています。試作をして、どの分量で、どのやり方が良いのかを確認してから当日に臨んでいます。

 

実は私たちが作ったメロンパン、そんなに難しいものではありませんでした。大体2時間くらいで焼き上がり、食べられるまでに至ります。
なので、お昼ご飯を食べた後に、なんと、もう一回作ることにしました!

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おかしのまちづくりプロジェクト

ことし最初のワークショップは、お菓子(クッキー)を焼き、お菓子の家をつくり、並べてまち(国?)をつくり、演劇もつくるというスペシャルなことをやりました!
小学生から高校生までの参加者。
お兄さんお姉さんにもなるし、本気で意見をぶつけ合うし、小さい子たちも負けてないし…。

楽しくて美味しい演劇ができました。

大人の僕たちはあまり関わらずに進んだことが良かった。
言われてやるようなものではなく、自分たちでトライし、発見し、失敗し、またチャレンジして…を繰り返せたワークショップ。
こんなワークショップを今年はたくさんやりたいな!

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「せかいでいちばんつよい国」の演劇

8/5(水)〜9(日)、小学4年生〜6年生までの20人余りと世田谷パブリックシアターでワークショップを行いました。15年ほど毎年夏休みに子どもたちと一緒に演劇したり遊んだりしています。
高学年の児童たちと一緒に夏のワークショップを行うのは2年ぶりです(昨年度は低学年と一緒に遊びました!)。

毎年どんなことをやろうか、何をやったら楽しいか、ということを考え相談しながら決めています。今年は戦後70年ということもあり、「いま考えなくちゃいけないことがある。子どもと一緒に考えよう」と思い、タイトルの本を出発点に子どもたちと一緒に演劇をつくりました。どんな方向性にしようか、というのが決まったのは、まだこれほどまでに国会に人が集る前のことでした。なので当初考えていたこと、つまり「知ってないと、知らないうちに色々決まっちゃう…」という思いから少しズレたというか、進んだというか、様子が変わりました。多くの人が意見を出すようになってきて、もっと「本の内容に関して考えよう」みたいな方向にワークショップがなったように思います。

前置きはこれくらいにして、ワークショップで何をやったのか、書いていこうと思います。

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タイトルにもあるように、今回は「せかいでいちばんつよい国」という絵本を読んで、そこから劇をつくりました。結構有名な絵本ですし、内容は絵本を見ていただくのが一番だと思うので、あらすじ等はここでは省略いたします。こちら(絵本ナビのサイト)も良ければ見て下さい。

今回一緒に進行してくれたのは、南波早さん(ちょば)と山本雅幸さん(やまも)です。インターンの大学生たちも一緒におりました。

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